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意味の分からないままつかってませんかVer2
こんにちは
前回はmmHgのお話でしたね。
今回は似たりよったりなcmH2Oについて!です
読み方はセンチメートルエイチツーオー、センチメートル水柱、水柱センチメートルなどですね。
前回の説明で分かる通り、水を1cm持ち上げることができる圧力を1cmH2Oと表記します
前回の水銀柱圧が血圧などに使われていたのに対して水柱圧は胸腔内圧の単位などで使われる数値になっているので、胸腔ドレーンの設定圧や呼吸器関係の設定に関与します。
水銀に比べると水のほうが比重が13.6倍分軽いので、10mmHgと1cmH2Oでは10mmHgの圧力のほうが高いといったイメージができればOKですね
サッっとイメージできない方に換算した値をのせますと
1mmHgは1.36cmH2O
1cmH2Oでは0.735mmHgとなります。
つまり水銀では1mmしか上がらないけど、同じ圧力を水柱にかけると1.36cm分あがるということですね。
100mmHgの血圧ですと水柱圧では1m36cm上がります笑
実際に現場で変換するようなことはあまりないと思うので、mmHgのほうが圧力が高いんだなーとか、胸腔内圧の単位は水柱圧だから蒸留水の量で吸引圧を設定するんだなとかいうことが、ふわっと分かればいいかなと思います。
では本日はここまでです(*‘∀‘)