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経腸栄養を考える
こんにちは!本日は経腸栄養についてお話ししていこうと思います!
経腸栄養は、鼻腔から挿入したカテーテルを介して消化管に栄養剤を注入する経鼻経管栄養と、
体表に造設した瘻孔を通して消化管に栄養剤を注入する経瘻孔栄養に分けられます。
経鼻経管栄養は、鼻腔から胃に留置したカテーテルより栄養剤を注入する経鼻胃管栄養と、
鼻腔から十二指腸または空腸に留置したカテーテルより栄養剤を注入する経鼻十二指腸栄養・経鼻空腸栄養に分けられます。
どちらも盲目的に挿入するため、患者さんへの侵襲は比較的少ないです。
特徴としては、鼻腔にチューブが挿入されているため、患者さんの不快感が強いです。また、チューブをつたって胃食道逆流が生じやすいです。
誤嚥が生じやすいのも特徴です。
経瘻孔栄養は、腹壁を介して胃に造設した瘻孔より栄養剤を注入する胃瘻栄養と、空腸に造設した瘻孔より栄養剤を注入する腸瘻栄養があります。
どちらも侵襲は大きいですが、誤嚥を生じにくいといった特徴があります。
また、不快感が少なく、外見的にも目立たず、胃食道逆流が比較的生じにくいです。経口摂取との併用が可能となります。
経鼻経管栄養は一時的、経瘻孔栄養は長期間使用する際に造設されることが多いです。
経腸栄養にももちろん合併症はあります。大きく分けて4つあります。
・栄養チューブによる潰瘍や感染
経鼻経管栄養ではチューブの圧迫により消化管内や皮膚に潰瘍を生じることがあります。固定方法に注意し、できるだけ柔らかく細いチューブを使用することで予防できます。経瘻孔栄養では、瘻孔部に感染、びらん、瘻孔周囲炎などを生じやすく、サイズに合ったチューブを使用し、清潔に保つことが重要です。
・誤嚥性肺炎
栄養剤を胃から注入する場合に生じやすく、経鼻経管栄養ではチューブをつたって栄養剤が逆流することがあるため生じやすいです。注入後は上体を30〜45°挙上させ、注入速度を遅くすることで予防します。
・悪心・嘔吐
栄養剤の胃内注入で起こりやすく、胃内に栄養剤が貯留しているときに新たに注入した場合や、短時間で多量に注入した場合に生じやすいです。注入前にチューブから胃内容物を吸引し、栄養剤が残っていないか確かめることが重要です。
・下痢
最も多い合併症です。注入速度を遅くする、栄養剤を常温に温める、乳糖の入っていない栄養剤に変更するなどして対策します。
本日はこの辺で!ではまた!




