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クーリングって必要なの?②
こんにちは 😀 前回に引き続き、クーリングについてお話ししていきたいと思います ❕
発熱のメカニズムについてですが、
平常のヒトはセットポイントが37.0度となっています。細菌やウイルスなどの病原体に感染すると、脳が体温を上げる指令を出し、セットポイントを上げます。実際の体温とセットポイントに差ができるため、セットポイントに実際の体温を上げようと熱産生が起こります。この時期を発熱期といいます。セットポイントと実際の体温が同じになると極期、セットポイントが平常時に下がり、体温もそれに合わせ下がっていく時期を解熱期と言います。
この体温調節の反応は
発熱期:熱産生>熱放散
極期:維持
解熱期:熱産生<熱放散
となります。
よって、この体温調節を手助けするケアがよいですね ❕
発熱期は熱の産生を助ける電気毛布や暖房など、極期や解熱期は適度なクーリング(冷やした方が気持ちいいならば)が良いですね。
ただ注意していただきたいのは、発熱はクーリングでは解熱効果がないということです。
安楽目的として使用しましょう。解熱が必要であれば、解熱薬などの薬物解熱を考慮します。
次に、発熱と「うつ熱(高体温)」についてお話ししていきます。
体温上昇=発熱ではないという点が重要です ☝️
うつ熱はセットポイントが上がらない体温上昇のことです。
原因としては、熱中症や心不全、悪性症候群、中枢神経障害(視床下部の障害)などが挙げられます。
外部環境によって体温上昇するうつ熱に対しては、クーリングが有効です。
クーリングに有効な部位は、太い動脈がある部位です。
頸動脈、腋窩、鼠径部が好ましいです。注意点としては、両腋下をクーリングすると体温測定が正確にできなくなるため、片方のみにする等の対応が必要になります。
クーリング一つでも、体温のメカニズムを理解した上で実施することで根拠のあるケアに繋がりますね!
本日はこの辺で!また🖐️