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糖尿病 病名変更
こんにちは！いよいよ新学期！
桜は早くも花びらを落とし始めて、汗ばむ日さえありますね 
コロナ感染症の対策で長い期間付けてきたマスクも自由化されましたが、春の陽気に誘われて気を緩め過ぎない様に体調管理には注意していきたいですね 
さて、昨年の出来事ですが、日本糖尿病協会が、日本糖尿病学会とともに「糖尿病」の名称の変更を検討する方針であると発表しました。
糖尿病に対する誤った認識が偏見を助長し、差別を生んでいると指摘されているためです。
また、患者へのアンケートで、病名に抵抗感を抱いていたり、病名の変更を望んでいる人が多かったことが今回の動きにつながったということです。
確かに私も、「糖尿病」という名称は病態とあまり合致していないような気はしていました 
共通する症状は「高血糖」であり、必ずしも尿に糖が認められるわけではありません。
個人的に考えた名称ですが、「高血糖症」や「血糖値異常症候群」とかの方がイメージできます
過去には、「精神分裂症」が「統合失調症」に「高脂血症」が「脂質異常症」に名称変更されましたね。他にも名称が変更となった傷病もあります。
名称を変更することで俄かに誤った認識や偏見、待遇が是正されるものではありません。実際に反対意見の医師も多く、その内容は「名称変更が偏見払拭にはならないのでは・・」というもののようです。
いずれにしても、最重要点は、患者、家族の方々が誤った認識や偏見から解放され、少しでも苦痛を排除できることですね。
それでは！
