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脳梗塞の治療

こんにちは!
寒い日が続きますね bearing でも今年は1月なのに?と思う暖かい日もあって体調管理を気を付けないと・・ですね happy01
 
本日は、寒い時期に増える疾患の一つ、脳梗塞の治療についてお話します。
 
脳梗塞の治療として大きく2つあります。
 
その1は、t-PA/血栓溶解療法です。
t-PAは平成17年に保険適用された血栓を溶かす薬です。発症4.5時間以内に使用するこで、後遺症を軽減することができます。
血栓を溶かす作用が強いため、様々な条件をクリアしないと使用することができません。
 
ここで重要なのが、時間です。
「4.5時間以内」に「t-PAの投与できる環境へ患者を搬送」し、「t-PAを使用するための条件をチェック」する必要があります。時間との勝負です!
 
その2は、血管内治療です。
血管内治療はカテーテルを使用して鼠径などから血管内を通して脳の病変まで辿り、血栓を除去します。
ステントで血管をからめとる方法や、血栓を吸引ポンプにより吸引する方法、または上記のtPA療法(血栓溶解療法)を併用する場合もあります。
血管内治療は通常、発症から8時間以内が適用となります。
 
脳卒中の中でも特に脳梗塞は、時間との勝負!Time is brainです!
発作から数分で脳細胞の壊死が始まり、時間の経過によりダメージが広がります。tPA療法ができれば、後遺症を殆ど残さないレベルへの回復の可能性もあり、まさに“時間との勝負”ということですね think
 
正に今、この寒さが危険要因!周りの方たちにも注意喚起を sign03

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