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ナイチンゲール

こんにちは!ちょっと間が開きましたが、今回もナイチンゲールのお話です happy01
 
さて、ナイチンゲールは戦場病院で活躍したことが有名ですね。
 
看護婦の総責任者として戦場病院に赴任し、ひどく不衛生な状態だった戦場病院の生活環境を改善しました。
ナイチンゲール赴任時には一時期死亡率が上昇もしましたが、ナイチンゲールらの便所掃除から始まる衛生状態の改善により42.7%であった死亡率は、6ヶ月後には2.2%まで低下しました 。
看護婦の力で死亡率をここまで低下させたのはすごいことですねsign01
 
後に出版される看護覚書も理論の中心的な概念は環境であり、「看護とは新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔、静寂さを適切に活用し、 食事を適切に選択し与えるなど、すべての病人の生命力の消耗を最小限にするよう適切に行うことである」と冒頭に述べています。
これは、この時代には看護婦は知識を持たない世話係でしかなかった位置づけに対し、看護の定義を示しています。
 
現代では当たり前に言われている環境整備ですが、まさしく看護の基本であり、重要ことだなとしみじみ感じますね confident
 
それではまた!

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