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災害時の感染予防対策

大雨や台風による被害に遭われた方へ心からお見舞い申し上げ、1日も早い復興を祈念いたします。

 

こちらも台風にて大雨による一部地域が冠水被害があったようです。

このような災害時は様々な方が同じ場所で過ごす時間が長くなることや、物資の不足により感染症が蔓延しやすい環境に陥ってしまいます。

看護師として感染症予防の啓蒙活動などの一次予防を行うことも重要な役目になってきますねconfident

 

食事や排せつによる接触感染対策のため、食事前やトイレ後には手洗い、もしくはアルコール手指消毒を使用し手指の清潔を保つ事が重要です。物資不足により起こりやすいタオルの貸し借りをしない様に説明することも大切になります。

 

また感冒や咽頭結膜炎などの飛沫感染対策も重要となるので、マスクによる予防や咳エチケットの指導などが必要となります。

 

どうしても疾患の早期発見や治療に目がいきがちですが、災害後の経過のほうが長いため、被災者の方々が病気にならないように管理すること重要ですねgood

 

ここで予防の3段階を振り返りましょう

1次予防:疾患を未然に防ぐ行為(健康増進、疾病予防、特殊予防)

生活習慣の改善、生活環境の改善、健康教育による健康増進を図り、予防接種による疾病の発生予防、事故防止による傷害の発生を予防すること

 

2次予防:疾患を早期発見・早期処置する(早期発見、早期対処、適切な医療と合併症対策)

発生した疾病や障害を検診などにより早期発見し、早期に治療や保健指導などの対策を行い、疾病や傷害の重症化を予防すること

 

3次予防:リハビリテーション

治療の過程において保健指導やリハビリテーション等による機能回復を図るなど、社会復帰を支援し、再発を予防すること

 

となります。

 

看護師として当たり前に持っている知識でも、一般に生活されている方々は知らない事も多いため、このような知識があるだけでも助けになるはずですsign01

勉強は大変ですが、知識は常に持ち歩ける武器になりますので、皆さん頑張って勉強しましょうsign03

 

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