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肝臓のお話し part2
こんにちはいよいよ暑さ本番ですね、梅雨入りを知らない間に梅雨明けしてしまいました
さて、前回に引き続き、肝臓の働きについて話していきます!
「代謝機能」
肝臓は、体内における代謝の中心的役割を担っていて、様々な物質を貯蔵・合成・分解しています。
①糖代謝
取り込まれたグルコースをグリコーゲンとして蓄えます。
血中グルコース濃度が低下した際、グリコーゲンを分解してグルコースを生成したり、糖新生といってアミノ酸やグリセロールといった糖ではない物質から糖を作ります。
このように血糖値を正常に維持しています!
これが障害されたら・・・血糖調整がうまくいかなくなります。
②蛋白質代謝
血中からアミノ酸を取り込み、アルブミンや凝固因子、コリンエステラーゼなどの血漿蛋白を合成します。
これが障害されたら・・・アルブミンが低下して血液内に水分を引っ張る力が弱くなって浮腫が起こります。
また、凝固因子が低下するので、出血傾向となります。
③脂質代謝
脂肪酸を取り込み、中性脂肪、コレステロール、胆汁酸、リン脂質、リポ蛋白を合成します。
脂肪酸はエネルギー産生にも利用されます。
これが障害されたら・・・脂質吸収不良となり、脂肪が代謝されず脂肪肝となります。
④ビタミン代謝
ビタミンA、D、B12を貯蔵します。
また、ビタミンDを活性化させる働きがあります。
これが障害されたら・・・ビタミンDは健康な骨を維持する役割があるので、骨が弱くなります。
上記の他に、ビリルビン代謝やホルモン代謝などもあります!
代謝だけでこんなにたくさん・・・そして、今回のお話はとても簡潔にまとめているのですからしっかりと理解しようと思うとすごく大変です
んっ と、思ったら、チャンスです 気になることはどんどん調べてみてください
では、また!