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酸素についてその3
本日は酸素・・・呼吸が恒常性の維持に関わっているというお話です
呼吸をすると酸素を取り込んで、二酸化炭素を排出する。っていうお話は高校生の生物ですでに習っているお話になると思います。
この二酸化炭素の増減が恒常性の維持に大きく関わっています
詳しく言うと炭酸-重炭酸緩衝系って言って二酸化炭素や重炭酸を使ってpHの動きを安定させるよ!って働きになります。
式で表すと
CO2 + H2O ⇔ H2CO3 ⇔ HCO3– + H+
となります。
うん・・・まぁこれだけじゃ意味わからないですよね笑
pHの正常値は7.4±0.05とすごい狭い範囲で調整されているんですが、このバランスを保つ為に不揮発性酸であるH+と揮発性酸であるCO2が大きく関わります。
今日は呼吸系のお話なので、CO2のお話になるんですが、CO2は揮発性酸っていうお話をした通り、CO2自体が酸性の為、体がアルカローシスに傾いているとき、つまりpHが7.5などになってしまっている場合はCO2を貯蓄して酸性側に傾けようとする働きを行い、pHを戻します。
逆にpHが7.3などアシドーシスに傾いてしまった場合は酸性物質であるCO2を排出を促進しアルカリ側に寄せることで7.4を維持する働きがあります。
緩衝系は他にも3つほどありますが、血液pHの調整として最も重要なのがこの緩衝システムなので覚えておいて損はありません
呼吸で酸素を取り込んだり二酸化炭素を吐き出すのは、酸素の取り込みだけでなくpHの維持の手助けをしているというお話でした!
それではまた
本日は酸素・・・呼吸が恒常性の維持に関わっているというお話です
呼吸をすると酸素を取り込んで、二酸化炭素を排出する。っていうお話は高校生の生物ですでに習っているお話になると思います。
この二酸化炭素の増減が恒常性の維持に大きく関わっています
詳しく言うと炭酸-重炭酸緩衝系って言って二酸化炭素や重炭酸を使ってpHの動きを安定させるよ!って働きになります。
式で表すと
CO2 + H2O ⇔ H2CO3 ⇔ HCO3– + H+
となります。
うん・・・まぁこれだけじゃ意味わからないですよね笑
pHの正常値は7.4±0.05とすごい狭い範囲で調整されているんですが、このバランスを保つ為に不揮発性酸であるH+と揮発性酸であるCO2が大きく関わります。
今日は呼吸系のお話なので、CO2のお話になるんですが、CO2は揮発性酸っていうお話をした通り、CO2自体が酸性の為、体がアルカローシスに傾いているとき、つまりpHが7.5などになってしまっている場合はCO2を貯蓄して酸性側に傾けようとする働きを行い、pHを戻します。
逆にpHが7.3などアシドーシスに傾いてしまった場合は酸性物質であるCO2を排出を促進しアルカリ側に寄せることで7.4を維持する働きがあります。
緩衝系は他にも3つほどありますが、血液pHの調整として最も重要なのがこの緩衝システムなので覚えておいて損はありません