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診療報酬ってなに?
こんにちは 🙂 本日は、ニュース等でも耳にすることの多い「診療報酬」についてお話していこうと思います!
病気やけがなどの際に、日本では全国民に加入が義務付けられている公的医療保険制度があるため、保険証(現在はマイナンバーカードに移行されてきていますが・・)を提示すれば、誰でも必要な診療行為を自分が選んだ医療機関で受けることができます。これを国民皆保険と言います。
診療報酬とは、保険医療機関等が行う診療行為やサービスに対する評価として公的医療保険から支払われる報酬です。
公的医療保険の適応となる診療行為の範囲や点数、1点単価は、厚生労働省告示「診療報酬の算定方法」で定められており、基本的に保険医療機関に係る療養に要する費用の額は、1点の単価を10円とし、「診療報酬点数表」に定める点数に乗じて算定します。
例えば、初診料291点ですと2910円になります。
診療報酬は医療機関に対して支払われるものです。医療機関ではさまざまな経費がかかっており、医薬品、医療材料の購入費、医療機器、機材に係る費用、施設維持・管理費用、人件費を主に「診療報酬」から賄っています。
診療報酬の点数は、医療の進歩や日本の経済状況を踏まえて、通常2年に一度見直しが行われています。これを「診療報酬改定」と呼んでいます。
令和6年度診療報酬改定で、診療報酬本体+0.88%の改定となり、初診料、再診料、入院基本料等の診療報酬の点数が引き上げられました。
また、30年間据え置かれていた入院時の食事療養費が引き上げられました。
とは、言っても、全国各地の病院が赤字経営だとニュースで目にします。医療に関わる医療材料や医薬品がどんどん値上がりしており、物価や光熱費の上昇、人件費の高騰を、診療報酬の増加幅では補填しきれなくなっています。
今年度、令和8年度の診療報酬改定は、本体部分はプラス改定、本体が3.09%の引き上げ、 薬価部分はマイナス改定、薬価が0.87%の引き下げなので、計算上は 3.09% − 0.87% = 約2.22ポイント 、全体として増える方向です。
診療報酬本体及び材料は令和8年6月1日施行、薬価については令和8年4月1日施行となっており、薬価については既に施行されています。
この改定により、全国で半数を超えると言われる医療機関の危機的な赤字経営が少しでも改善されるとよいのですが・・・。
ではまた 🖐️




