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体位変換の目的

こんにちは 😀 受験生の皆さん、お疲れ様でした。 とにもかくにも一息ですね ❕ 皆さんの努力が報われますことを心よりお祈りいたします。

さて、本日は活動援助の基本、体位変換についてお話していこうと思います ❕
看護学校等でも基礎看護技術として学ぶ内容だと思います 🙂

体位変換の目的は、同一体位をとり続けることにより生じる苦痛、廃用症候群の予防や、食事や排泄などの日常生活の援助です。
廃用症候群とは、長期安静臥床など活動の著しい低下がある場合、身体的・精神的な機能が弱まり、様々な症状を生じることです。
以下が主な症状になります。

・精神機能
身体活動が低下すると、何かを知覚・判断するというような脳を刺激する機会も少なくなるため、見当識障害や抑うつとなります。

・呼吸器
長期臥床状態になると、気道分泌物を喀出・嚥下する能力や、気道に入った異物を咳で排出する能力などが低下して、唾液や痰が無意識のうちに気管に流れ込んでしまうことにより、誤嚥性肺炎や無気肺となります。

・循環器
長期臥床により筋力が低下すると、血液を心臓に戻す力も弱まり血液がうっ滞するため、静脈血栓が形成されたり、浮腫となります。また、血液の調節機能も弱まるため、起立性低血圧となります。

・消化器
大腸の運動機能(蠕動)が低下し、便が排出されにくくなり便秘となります。

・運動器
関節を動かさないことで関節の動きが制限されるため、関節拘縮となります。また、筋肉を動かさないことで筋肉が萎縮し筋力が低下します。さらに運動を行わないために、骨の代謝が低下し骨粗鬆症となります。

・皮膚
同一体位に持続的に体圧がかかり、その部分の血流が低下することによって皮膚組織が壊死し、褥瘡となります。

同一体位をとり続けることによる身体への影響は非常に大きいことがわかります 🙁
臨床では、2〜3時間おきに体位変換を実施することが多いです。
ここで重要なのが、なぜその体位に変換するのかをしっかりアセスメントすることです ❗
次回は体位の種類や特徴についてお話ししていきます。

ではまた 🖐

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